高橋典幸

男はつらいよ 私の寅さんの高橋典幸のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)
3.5
第12作。私の寅さん。さくらと博がおいちゃんとおばちゃんと一緒に九州旅行。寅さんはとらやで留守番。電話。猿山のはぐれ猿。阿蘇山。旅帰りの一行の旅疲れを労い温かく迎える寅さん。小学校時代の親友とその妹で画家のりつ子役は岸惠子さん。キリギリス。熊さん。キリギリスとラッキョウ。芋の煮っころがし。パトロン。フランスパン。りつ子に惚れる画商役は津川雅彦さん。友達のままで。

旅帰りのおいちゃん、おばちゃん、さくら、博を労って迎える寅さん良かったなぁ。そして、別れの曲。沁みます。

第1作から見はじめて第12作まで見終わりました。全過去作の4分の1を鑑賞。映画「男はつらいよ」シリーズを観ていて毎回の変わらない私の楽しみは、倍賞千恵子さん演じるさくらを観ることです。さくらと寅さんとの絡みもそうですが、各回のマドンナとさくらの絡みがなんかしんみり微笑ましくて好きです。

2019年12月28日公開予定の第50作となる新作「男はつらいよ 50 おかえり、寅さん(仮題)」封切りまでに過去全49作品を全部観終えておこう。
高橋典幸

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