あべたくみ

火垂るの墓のあべたくみのネタバレレビュー・内容・結末

火垂るの墓(1988年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホンマにどうしようもなく、ただ死ぬために生きながらえていた人が戦災孤児が多くいたのだろう。誰もみな必死に生きていて、誰も悪くなかった。この不条理だけが憎い。
その奥を覗き込めば、不条理は人の手によって巻き起こされ、何も自然発生的ではないことを知る。一体誰にそんな権利があると言うんだろう。人の命に大小をつけるようなそんな動きには、最後まで争っていたい。
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