どーもキューブ

火垂るの墓のどーもキューブのレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
4.8
高畑勲のアニメで体感できる戦争



やはり子供の内に見ておきたい作品。

ある意味ホラー映画!

原作野坂昭如、脚本監督高畑勲。

「となりのトトロ」の同時上映作品だったらしい。

が、製作は難航。

上映には製作が間に合わず不本意な形で公開。

後々テレビ放映で静かな痛みが見る人を襲う強烈なアニメーション作品となる。

まるで子供時代に経験した痛い痛い注射のような感慨。

ジブリの絵を描かない宮崎駿の先輩、通称パクサンこと高畑勲監督。

本作には幾多のレビュー様が仰るようにぼくも

「もう二度と見たくない」

心境、

生理的嫌悪さえ感じる。

このリアリズムの素晴らしさ!

高畑監督が以後はなつリアリティ路線。

アニメとして筆致力高い描写、

貧しさが生む強烈な嫌悪、
物の無さ、
心の狭い余裕、
小汚さ、
不潔な環境、
唯一の甘いドロップと蛍。

音楽間宮さんの悲しい笛(オカリナか?)の音色!

鮮烈に「戦争後」を痛感できるジブリ作品だ。

皆さん想像してみよう、

節子のあの声を 

「オニイチャンおうち焼けてしもーたぁーん?」


ノーウォー、インクリースざピース!

ビバ!高畑監督。

2009年5月23日 レビュー

追記
本当にもう見たくないアニメ。というか実録日本戦争話し。

一回VHSダビングしましたが、心痛みたくない為、消した過去あり。

高畑監督の実録路線、リアリティ追求に公開未完成で世に出た本作。

全小、中学校必須で見せて欲しいです。

ほたるは、ゆいつのぜっけいかな