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火垂るの墓のspe1111のネタバレレビュー・内容・結末

火垂るの墓(1988年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

つらすぎる。出来ればつらすぎるからもう観たくない。。これほどまでのインパクトを与え、トラウマを植え付けるほど救い様のない内容が悲しすぎる。死因が栄養失調というのが、また...悲惨。
食器洗いでもなんでもしておばちゃんとこ住ましてもらえばよかったのに...節子が可哀想。戦争の恐怖や一般人の殺伐とした態度がリアルでつらすぎる。
戦争の恐怖もさながら、社会適応力のなさについても伝えている本作は確かに、清太の貯金の多さやおばちゃんがいることを考えると、どうにかなったのでは?と思ってしまうし、父が海軍で亡くなったから手当が出るのでは?と思うところがあるので、そういうことなのだろう。すべては清太が幼いから、戦争で混沌としていたからであり、戦争孤児というもののリアルが描かれている...。ドロップとホタルの演出が上手い。より辛い思いになってしまう。
ある種、戦争についての教育的な映画だと思うので、本作は本作で日本人にとって大切な作品だと思う。
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