古池

火垂るの墓の古池のレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
4.2
先に謝りますが、無駄に長い文ですいません。ちゃんと観るの初なんですけど。観てない映画ばかりだ……

おばさん酷い問題ですが、人間余裕がないとそうなりますよね……時代が悪かったんだよね。平和なときは、あそこまでな人じゃなかったんでしょう……
死後の姿でまで辛そうなせいたさんがねぇ。平和な日々を追想してる映像は、儚くて美しくて。
親戚の家を出てからの束の間の穏やかな日々。蚊帳の中いっぱいの蛍の幽玄な美しさからのあの台詞。後半の展開は辛い。「久しぶりやわ、蓄音機~」のシーンの残酷な美しさ。
あれがラストなのね?個人的に感想に「変態」と「天才」は安易に使わないでおこうと思ってるのですが、天才だね。これは。素晴らしい。
古池

古池