もやし

アジャストメントのもやしのレビュー・感想・評価

アジャストメント(2011年製作の映画)
3.9
「運命調整局」って言葉聞いただけで絶対おもろいやんこれって思ったけど、結局は描き方次第なんやなと思ってしまった。



若手人気議員(マット・デイモン)が女性(エミリー・ブラント)と出会い、お互い一瞬で一目惚れ。
その場は忙しくて別れたが、また別の日にバスで再会。連絡先を交換して仕事に向かうと、職場が説明のしようのないあり得ない情景になっている…!
本能的に恐怖を覚えて逃げ出した主人公だが謎の男達に捕らわれて、我々は人の運命を調整する仕事をしている、彼女とは二度と会うな、会うならお前の記憶を全てリセットすると言われる。



まあ要は裏で世間をコントロールしている組織がいるってことなんだけど、そうまでしてやってることが二人が恋愛関係にならないようにするってのがちょっとショボく感じた笑(もちろんそれには理由があるわけだが)

あと調整局の圧倒的無能さ。そもそも調整局がちゃんと本来の仕事をしてれば彼女と再会することもなかった。



しかし、運命の恋ってもんはほんとすごいなと思いました。二人の表面的なやり取りだけじゃどれぐらい気持ちが近づいてるか全くわからなかったもんね。それだけ直感的なものなのだろう。




ネタバレになるから書かないけど、運命というものについて色々考えるラストになってます。
見てて何だかなあと思ってた部分も、最後まで見ると結構軽減されるというか、納得できます。
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