みなさんがレビューでおっしゃっている通りで、若かりし頃のキアヌの綺麗なコト綺麗なコト。
仏教のお話というだけあって本来は日本人にも馴染みがあるはずなのだけれども、やはり純粋な宗教観念といぅものは現代の日本人に理解するのはとても難しい。
この作品はカトリックのお膝元イタリア(正確にはヴァチカンなのですが汗)の出身、ベルナルドベルトリッチが描く輪廻の世界ということ。内容をひとつひとつ理解して観るというより、絵画や芸術を観るような気持ちで鑑賞されるほうがいいのかもしれません。
ブッダ役にキアヌはどうかと思うとか、そんな野暮やコト言わず、放蕩息子だったシッダールタ(釈迦)がブッダになる過程を楽しむ作品なのかなぁと。そして、坂本龍一の音楽もとても合っていてステキです。