前門の虎、後門の狼。
一つの災難を逃れても、
またもう一つの災難が
襲ってくる事のたとえ。
初めまして。岡本喜八さん。
もう、めちゃくちゃ面白い。
もう、めちゃくちゃ面白い。
もう、めちゃくちゃ面白い。
大事なコト過ぎて3回。
終わって欲しくなくて、一回止めた笑
心のむずむず面白すぎるーッッッ🥺を
ちょっと深呼吸。
世界の黒澤のパロディになってる部分も
ある気はする🤔他の方のレヴ拝見すると
やっぱり!!黒澤監督も観なきゃ!!
それでいて、ユーモアと
侍社会の皮肉の魅せ方のセンスッッッ。
声出して笑ったシーン多し笑
音楽もめちゃくちゃ良い。
侍をやめた元侍 源太(仲代達矢)
侍に憧れる元農民 半次郎(高橋悦史)
この2人の掛け合い最高。
砂塵が舞う落ちぶれた村で、
腹をすかせた2人が出会う。
もうね、この砂が舞う画力の力強さッ。
それだけで拍手👏
凄いなぁ。この画の魅せ方、凄いなぁ。
お目目しぱしぱしちゃうもん。
腕も飛ぶし、指も飛ぶ。
モノクロ画面だが、流れる血の赤さよ。
魂に訴えるぜ!!
腐敗政治を正す為、
選ばれた若い七人の侍。
"七人"を連呼するセンス堪らん。
城代家老を討ち取ったり。
しかし次席家老 鮎沢の企てにより
正しい事をした筈が、追手がかかる身に。
鮎沢演じた神山繁さんも、
絶妙な悪役で、表情がまた良き!!
二重の追手として雇われた浪人側には
半次郎が侍になる為の足掛かりとして。
許婚のお、お、おにぎりくれたんだな。
哲太郎率いる七人を救う側についた源太。
この許婚も絡んでくるのだが...
そこがまた良いのよ。
仲間内でも酒と女が絡むと怖や♡
浪人側と七人側と行き来しちゃう源太。
これまた良いのよ。
浪人側に付いた振りで敵陣視察と、
七人の元を訪れるシーン痺れるッ!
飄々としたキャラクターは
仲代達矢しゃま、もう愛しい。
高橋悦史さんの実直で力持ちな
半次郎にも、これまた爆笑。
そして追手浪人を束ねる組長ーッッッ!
組長と元侍としての弥源太との
会話のシーンも好きだ。
笑って観てたけど、ほろり涙...。
「終」の文字が現れる最後まで、
魅せに、魅せられた時間。
タイトル『斬る』素晴らしい。
拍手、大喝采であるッッッ!!!!!!