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斬るのhardeightのレビュー・感想・評価

斬る(1968年製作の映画)
4.7
 縦横無尽に動く仲代達也の軽妙さが汗にまみれた様々な顔面のクローズアップを相対化し、ワンカットで処理される「斬る」という問答無用のアクションがこの映画をドライブさせていく!
 砂嵐を歩く一人の侍のオープンニングと土砂降りの雨を歩く複数の傘のエンディングという二つの俯瞰ショットの差異がこの物語を通過した人々の変容を端的に示している
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