先週、NHKでの特集を見ていたのでどういった内容なのかは把握してたけど
個人的に本編を見て衝撃を受けたのは冒頭の15分ほど。
映画的、一般的には、原爆投下直後の描写が印象的なんやろうけど
その冒頭では、時間軸的には投下から数年経った時間が描かれていて
被爆者に対する周りの冷たい風当たりなどが描かれていた。
投下以降、ある程度復興した後の生々しい状況描写。
ヒロシマといっても広島県民、広島市民全員ではないというリアルさ。
この冒頭だけでも見る価値がある。
個人的には、投下直後の描写よりこういった描写の方がもっと見てみたかった。
今見ると安っぽく見える反戦メッセージがたまに入るけど
終戦直後で被曝した方からすると率直な願いやったんやろう。
セリフは無いラストシーンから伝わる想いもグッとくる。
しかし原爆投下の7年後にこれを撮ってる衝撃が凄すぎる…