ひろしまの作品情報・感想・評価

「ひろしま」に投稿された感想・評価

被爆者の再現がリアル過ぎ…
絶対吐いた人いるだろ…
セリフの中で「まず世界に原爆の事を伝えるよりも日本の人に知ってほしい。」があったのに驚きました。
考え方が意外と進んでいた事にビックリ。
投下してから2日ぐらいで「復帰しろ」は無茶過ぎ!これが後々日本の働き方に続いているのかな。
後半が戦災孤児の青年が主人公で
映画として普通に面白かった。
人海戦術の大作。
昭和20年(1945)8月6日午前8時15分、
一発の原子爆弾が広島に落とされました。

私は原爆投下を仕方なかったという言葉に強い悲しみを感じてきました。この映画で表現されていたように(あえて再現とはいいません。映画は作り手の感情が入るものだと考えているからです)一瞬にして地獄を作り出す原爆を許せません。

映画の中で幼い子どもが母を呼び、探します。私の母の姉は学校の校庭で被爆し、3日後「お母さん」と言いながら、母親に会えないまま避難先で死にました。伝え聞いたことが映画と重なりました。

私は核兵器を持つ国があるのが恐ろしくてなりません。「ひろしま」を観て、核を持った国が強いという現実をどうしたらいいのか分からないという気持ちがさらに大きくなりました。

核兵器の恐ろしさを伝える映画として多くの人に観てもらいたいと思います。
70年草木も生えないと言われたひろしまに、希望の大根の芽が出ました。人間には希望という力があることを信じたい。
8年の年月ってどんなものか想像したら、ちょうど3.11から今が8年。たった8年。
そう思うと原爆投下から8年後に作られたこの映画が何を訴えているか、実際に被曝した市民を出演させて何を残そうとしているのか、その意味を考えるのに今見ることができて本当に良かったと思う。

そして、爆発の被害だけではなく8年後にも継続して苦しめられるている原爆症(白血病)。
その姿や、焼け野原から家が建つ街並み、再び戦争が始まるんじゃないかという恐怖等々当時の色んな側面が記録されている。

どんなに映像が粗くてもセリフの言い回しに馴染めなくても、現代に作られているどの戦争映画よりリアリティがあるし、説得力が全然違う。

これは日本の話ということを改めて胸に刻む。
さやか

さやかの感想・評価

4.2
平和資料館でもなく
NHKのドキュメンタリーでもなく
漫画でもなく
アニメでもなく

まずはこれを見た方がいい

このレビューはネタバレを含みます

文集『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』(1951)編纂:長田新。

1953年8月。戦争を知らない世代では無く、経験した世代が作り、出演している映画。
当時の町並み、会話、思想が貴重で得るものもとても多い。
リアリティは凄まじく胸に迫るが、リアルかと言われると答えに詰まる。
結局、四肢のしっかりした人達が汚れたメイクとボロボロの衣装で、瓦礫をよろよろと歩いてるだけだ。
映画で語られる多くのことを先に実際の写真や映像、書籍で知ってしまっていたから、そんな瑣末事が気になるだけだとは思う。
フィクションにしては回想と、(映画内の)現在の区切り方が唐突。死んだ人々が画面に向かって歩き出すラストは、再現フィルムでは有り得ないし、中途半端だった。映画としては退屈がある。
映画として“面白い”のはどうなんだと思うくらい陰惨な景色が広がる。ほぼ現場そのまんまな上に登場人物もhim/herselfなところがなんとも…

避難所で子供が産まれるシーン。どんな悲劇の後ろでも命は絶えず生まれ続けてて世界は回り続けてくんだなぁとハッとした。
2019/10/14
NHK Eテレ
k

kの感想・評価

-
Eテレ録画
戦争はあってはならない、伝えなければならない。
終戦8年後にこれを演じるのは辛かっただろうなと思う。小学生役の子たちは生まれたかどうかぐらいで、わかってないかもしれないけれど
k

kの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

五人の映画館で鑑賞。
この映画がつくられたことには意味があると思うしおかげでいま観れているわけだが良い映画ではなかった。
えみ

えみの感想・評価

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重すぎた。想像以上だった。文字やイメージだけで原爆のむごさを伝えきることは困難だし、きっとこの映像でも足りないんだろう。生き地獄とはまさにこのことだと、白黒の再現映像でさえ感じられる。実際の被爆者の方々が後世に伝えるべきだと、自分たちの過酷なトラウマを堪えてこの映画に関わってくださったんだと思うと、本当に頭が上がらない。
もっと知らなきゃだめだ、これからの世代を担う私たちが。「戦争」を知らない世代にとって、「戦争」がどんどん軽いものとして認識されていく。戦争を正当化しようとする議員を一定数の国民が支持し、原爆ドームの前で大声で談笑したり、インスタ映えのフォトスポットと言わんばかりに満面の笑顔で写真を撮ってSNSにあげる若者が沢山いるという日本の現状。
ひろしまで過去に本当に起きていたこと、日本がしてきたこと、国民がどんな状態だったのか、みんな知らない。私も本当のむごさは知り得ない。でもこんな地獄はどんな理由があっても絶対に正当化されないことは、こういう作品に触れれば十分にわかる。そんなことすら、時間が経つにつれ忘れられていくし、私自身もこういう作品に定期的に触れなければ、深刻な気持ちが薄れてしまうことを自覚している。だからこそ、こういう作品が、新たな世代に受け継がれ、受け止められていかなければならないんだと思う。すごく重くて辛いしトラウマものだけど、全国民が、いや、全世界の人がみるべきだと思うし、本当に、決して同じ過ちを繰り返さないことを、このリアリティをもって一人一人が心に誓わないといけないんだと思う。

この時代の作品とあって、ストーリー展開とかはわかりにくいところもあるけど、よくこんなにリアルに色んな残酷なシーンを再現できたな、と思う。その日から8年後の作品だからこそ、当時の人々の抱える闇や街の雰囲気はそのままに伝わってくる。

点数はつけられない、とても。
でも本当にたくさんの人が目を背けないで向き合うべき作品だということだけは確かだ。
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