僕はジャックの邪な心です

BROTHERの僕はジャックの邪な心ですのレビュー・感想・評価

BROTHER(2000年製作の映画)
4.5
警察の検閲が日本では厳しく、海外に渡ると途端に介入しなくなるのは確かに違和感があり、これは揉み消せない、アウトレイジでも銭湯で発砲しだした時はブラザーと同じ事を考えてましたが…これがエンターテインメント性という物ですね、まず映画「ブラック・スキャンダル」「ディパーテッド」で登場するジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーという人物は伝説のマフィアとして有名で通りで派手な銃撃戦を起こしても許される何人殺めても起訴されないという恐ろしい事実があります、その背景には政治家側と警察側に内通者の友人がいた事、これを描けばブラザーの中に起こるバイオレンスの矛盾も解消されそもそも闇社会を生きる人達は一般人と違うので隔離された別の世界の話の様に観るのが正解だと思えます。

それとブラザーから学べる常識マナーなのですが、国籍が違えどヘラヘラ笑いながら隠語を言うのは止めましょう、そのあなたの態度は特にイエスかノーしか無くオープンなアメリカの方は気をつけなければいけません、相手の伝えたい事は目を見れば分かるとよく聞きますが、山本さんはあなたを見ています。
「ファッ◯ン・ジャパニーズくらい分かるよバカヤロウ。」このセリフを発したシーンはオリンピックで鶴田義行さんが初日本人水泳選手として出場した際に外国の方からイエローモンキーと言われ蔑まれていたと言います、ですが金メダルを獲得した時に彼らは自分が恥ずかしくなり日本の競技者に敬意をはらう様になったと言われていて、フラストレーションの発散がビートたけしさんから伝わって来ました、負けない日本男児…Be Coolです、そして胸の内に宿りブラザーになってみて初めて反省していた山本さん、命を賭してドアを開ける彼の背中に涙。