ねーじ

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師のねーじのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

友達から勧められるもミュージカルが嫌いだから避けていたが、最近は1,5倍速、音声オフで見ているのでミュージカルの嫌いな部分を克服出来たので見ることに。


貴族によって美しい妻を奪われて殺され、子供はその貴族によって養子にされ、主人公は罪をきせられて島送りの刑15年?

よくわからないけどその街に戻ってきたところから話が始まり、前職の美容師として働きながら妻を殺した貴族を殺そうと企てる。

昔から主人公に惚れていたパイ屋の女がその復讐に協力する事に。
主人公の床屋で、お客さんが座る椅子を改造しカミソリで首をかっさばいて、ボタンを押すと椅子が傾き床が空いて死体が地下へ落ちていく。そこで死体を処理してパイとして客へ提供するという、なんともピタゴラスイッチでエコな計画。感動した。

冒頭で主人公と知り合いだった船乗りの青年は復讐相手のところに養子にされて幽閉されている主人公の娘に一目惚れ。
連れ出して駆け落ちを企てる。

その間主人公は黙々とお客さん達をパイに変えていく。手始めに主人公をゆすってきた美容師。その奴隷みたいな少年はパイ屋が保護する。

近所から悪臭の苦情や、保護した少年、浮浪者の女の目撃により少しずつ主人公が怪しまれ始めるが、保護した少年にはパイ屋の秘密を明かし共犯者にさせ、苦情の調査に来た役人や浮浪者の女を始末し、無事に貴族も殺して復讐を果たす。

同じ時、船乗りの青年は主人公の娘を助けだし、主人公の床屋に一時的に匿っており、そこにあった自分と母親の写真を見てある程度察するが、主人公がどんどん人を殺していくところも見る事に。

主人公に見つかるが見逃される。

主人公が地下室に行くと、先ほどの浮浪者の女が……よく見ると死んだと思っていた自分の妻。実は貴族に捕らえられた後精神病院にぶち込まれ頭がおかしくなって浮浪者になっていたのだった。
協力者のパイ屋は事実を知っていたが主人公のためをと思って内緒にしていた。が、主人公によりパイ焼き釜にぶち込まれて殺される。
妻の死体を抱きながら悲しんでいるところに背後から保護された少年が現れて殺される。


もっと早めに復讐をするチャンスはあったものの、ミュージカルのせいで唄っていたせいで殺しそびれる。やれやれ、これだからミュージカルは……。

あと主人公、妻への復讐がメイン過ぎて娘を救い出す、とかそういうのにはあまり関心がなかった感じだった。そういうもんかしら?
ねーじ

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