【食欲の秋シリーズ】
今作の一品 《人肉パイ》
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〝〈彼〉は復讐を遂げる〟
19世紀末のロンドン。色好みなターピン判事に妻子を奪われた上に無実の罪を着せられ、流刑にされてしまった理髪師ベンジャミン・バーカー。ターピンへの復讐を誓う彼はスウィーニー・トッドと名を変え、15年ぶりにロンドンへと舞い戻ってきた...
ティムバートン×ジョニーデップによる血生臭いミュージカル映画。
時々無性に見返したくなる癖のある作品です!
スウィーニートッドと名を変えたベンジャミンバーカーはロンドンで理髪店を開きそこでターピン判事が来るのを待ち構える
復讐の連鎖。
執念や狂気。
シックでダークな世界観の中、
飛び散る鮮血が美しい!
ラストショットのエグい感じは好きです
そして、
下の階がラヴェット夫人が経営する売れないパイ屋。
パイの中身がおいしくない...
ということで
上の階の理髪店でベンジャミンが来店した世の中のクズ共の首を掻っ切って
下のパイ屋へ〝新鮮な肉〟が調達されるビジネスシステムも確立!
最初このアイデアを閃いた時の2人のやりとりがおもしろい!
めかしやは洒落た味とか、役者は味わい豊かだけどたいてい少しくどい、弁護士は美味しいのは最初の一口目だけ等、
街中の人達の味を想像するシーンはワクワクしちゃいます!
また終始ダークでシックな雰囲気ですけど、時々挟むコミカルシーンもあり。
特にベンジャミンに恋心を抱くラヴェット夫人の妄想シーンはお気に入り。
ビッグフィッシュ並みの優しいファンタジー世界でウッキウキのラヴェット夫人を横目にすっごい低いテンションのベンジャミンは笑えます!
顔色悪すぎ...
ただ、やっぱり仕事のパートナー間に恋愛感情が入るとロクなことにならないのね...笑
他にも
アランリックマン、サシャバロンコーエン、ティモシースポール等、癖のある俳優陣の歌声も見ものです!
ロンドンの街並みや美術も美しい!
好き嫌いハッキリする作品だと思います。
僕は好きです!
サントラもいいですよ〜
オススメです!