このレビューはネタバレを含みます
ジョニー・デップの狂気の演技が素晴らしい。
ティム・バートンは実写映画でもアニメ映画でも自分の世界観を絶対に見失わなくて脱帽する。自分の個性をこんなに色濃く出せるなんて。
全体的に色が薄暗いのに、夫人の将来の夢の時だけはカラフルな色になっていて希望に満ちていたし、そんな想像の中の明るいシーンなのにミスターTは顰めっ面で誓いのキスをしてて面白かった。
夫人の少年を思いやる気持ちは強かったはずなのに、スウィーニートッドのこととなると、それすらも凌駕するんだなー…
結局汚いものは丸めてスウィーニートッドが背負い込んで綺麗にして、最期は殺してくれと言わんばかりだった。
未来に幸あらんことを。