Yukiko

ファッションが教えてくれることのYukikoのレビュー・感想・評価

4.3
2020年2月5日
『ファッションが教えてくれること』2009年制作
監督、R・J・カトラー。
この監督さんの『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』
という映画も面白そうだ。

『ヴォーグ』の編集長アナ・ウィンターと雑誌編集に
密着したアメリカのドキュメンタリー映画。
『ヴォーグ』2007年9月号の制作に密着している。
同号は840ページ、重さは約2kg。

アナ・ウィンター、1949年11月3日生まれ(70歳)
イギリス、ロンドン出身。
父チャールズは雑誌『イヴニング・スタンダード』の
編集者、母はハーバード大学教授の娘。
15歳の頃、父の紹介で当時最先端のファッション発信地
となっていたBibaで働き始め、翌年、高校を中退、
大学へは進まず、ハロッズのトレーニング・プログラムに
入学した。

1970年『Harper's & Queen』の編集アシスタントとして
ファッション業界に入る。
1975年、ニューヨークに渡り、姉妹誌『ハーパース・
バザー』のファッション・エディターに昇格する。
が、上司と衝突を繰り返し、9ヶ月で解雇。
その後、雑誌『NEW YORK』で辣腕をふるい『Viva』や
『Savvy』の編集を手がける。
1983年、米国版『ヴォーグ』のクリエイティブ・ディレクター
に抜擢。
1986年には、英国版『ヴォーグ』の編集長に就任。
人事や紙面作りに改革を起こし、それまで保守的だった
英国版『ヴォーグ』を最先端のトレンド誌に変身させた。
1988年、ニューヨークへ戻り、38歳でアメリカ版『ヴォーグ』
の編集長を務める。
1990年からは、ニューヨーク・コレクションの企画にも参加、
エイズ患者、感染者支援のチャリティを積極的に推進している。
2008年、長年のファッション界への貢献が評価され、
大英帝国勲章(OBE)を授与されている。

映画化された小説『プラダを着た悪魔』に登場する鬼編集長の
モデルとなった人物といわれる。

ファッション・トレンドに対する鋭い視点や、若いデザイナー
の発掘という先見性について、世界中から賞賛を得ている。
性格はよそよそしく冷酷と評される。
ファッションショーには、最先端のブランドを身にまとって登場、
トレードマークであるボブカットとサングラスで最前列に位置
取り、常に注目を浴びる存在である。
(以上、Wikipediaより抜粋)


そうか、『プラダを着た悪魔』のモデルの人なんだ!
このドキュメンタリーを観る限りは、冷酷な人というイメージは
殆どなく、言葉少なくパッパと良い悪いを決断している姿が
印象に残る。
その決断の源は、自身の感性の鋭さ、研ぎ澄まされたもの
からのこだわり、感覚でもって決断しているのだろうか??

キュートなかわいさのあるアナ・ウィンターさん、ボブカットが
とてもよくお似合い❤

この映画でタクーンというデザイナーを知る。
日本人か?と思ったら、タイ生まれのアメリカ育ちとのこと。
この方も感性鋭そう!
Yukiko

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