ism

GOEMONのismのレビュー・感想・評価

GOEMON(2008年製作の映画)
3.8
『強くなれ そうすれば何も奪われずにすむ』


\\ 早すぎた天才!紀里谷監督 //


紀里谷監督と言えば
宇多田ヒカルの元旦那さんという事と
2004年公開の『CASSHERN』が当時話題になった。
元々映像作家として活躍していた紀里谷さんが初監督を務めた作品。
勿論、私も見たけど…CGはキレイだったけど…よく分からないまま終わって💦
気づいたら寝落ち(´Д` )
そのままDVDを返したという思い出の作品の一つ……


そして今作『GOEMON』は2009年公開の紀里谷監督作品2作目となる ───


視聴は多分3回目くらいかな?

『CASSHERN』は全然合わなかったけど、『GOEMON』は思ってたよりも面白い✨

で、何が天才かって言うと
邦画で当時ここまでCGやワイヤーアクションを使って作られた作品は無かったと言う事。
あまりにも斬新な世界観の為に受け入れられずに評価がいまいちだと言う事……

『CASSHERN』も『GOEMON』も早過ぎたんだよね…きっと💦
『300』や『シン・シティ』みたいなのを日本人が手がけてるなんて…今考えたら凄いこと❗️
当時の日本の技術では映像化出来ずに企画から5年ががりで完成された『GOEMON』
今の技術と比較すれば
確かにCGが荒いところとか色々あるんだけど💦
やっと彼に時代が追いついてきたのを感じて欲しい‼️


見る前に理解しておいて欲しいことは
【紀里谷ワールド】と言われる様に世界観が独特なの(; ఠ ਉ ఠ)

『GOEMON』はあの天下の大泥棒石川五右衛門のお話し
だけど…
私達に馴染みのある時代劇とは違う。

あくまでも
石川五右衛門をモデルにした全く別のお話し❗️
出てくるキャラも織田信長とか豊臣秀吉とか知ってる名前が出てくるけど史実とは違う。

何よりも……

街並みも衣装も何から何まで時代劇と思って見ると違和感しか生まれないので注意‼️
固定概念は捨てて見るべし❗️

そう。これは【紀里谷ワールド】
例えるならRPGのゲームの中の日本みたいな感じって言えば伝わるかな❓
時代劇風ファンタジーとでも言うのかな❓


で、やっと本題💦



「絶景❗️絶景❗️」


石川五右衛門の江口洋介がとにかくカッコイイ(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )💕

なんだろ❓色気半端無いんだよな〜
多分、私が見た中で一番素敵✨

そしてもう一人
五右衛門の友、霧隠才蔵の大沢たかおも役どころもいいんだけど、江口洋介に負けず劣らずカッチョいい💕

カッチョいいしか言ってないけど、この2人はこんなにカッコよかったかな❓ってくらいに素敵です✨

そしてそして
茶々役の広末涼子の美しさ✨

これは間違いなく必見です‼️

脇を固める役者さん達も豪華で演技も光ってるし、衣装も小道具に至るまで凝りに凝ってるんだよね〜

また、役者に6カ月もトレーニングをしいたアクションも見どころ❗️


織田信長の亡き後、豊臣秀吉が天下を取り…そして関ヶ原の戦いへ ───

時代に翻弄される登場人物たち…


本当にゲームの中に居るようなそんな世界観を楽しんでください。
ism

ism