りょーこ

恐怖省のりょーこのレビュー・感想・評価

恐怖省(1944年製作の映画)
3.0
ケーキ?降霊会?ナチスのスパイ?
それとも全ては妄想??

フリッツ・ラングによるモノクロ・サスペンス☆

字幕が横に出るし、白くて読みづらいし、捻っているようで捻ってない展開は惜しいです。

ので、是非これはリメイクして欲しい(*‘ω‘ *)



精神病院を退院したニールは、ロンドンで静養しようとする。

が、途中立ち寄った未亡人たちのバザーでケーキを貰ったのが運の尽き。

ロンドンへの電車で見知らぬ男に襲われ、男はケーキを持って逃走するが、ナチの爆撃で死亡?!

真相究明に探偵を雇い、未亡人主催の降霊会に参加するも、そこで死人が出て犯人にされる。

しかも探偵も何者かに殺され、さらに爆弾まで仕掛けられた。

ニールはナチスのスパイによる犯行と推測するが……



ロンドン警察にもスパイにも追われるニール。
不憫!!!

が、精神病院にいた設定はあまり活かされていなかったな。

そこをもっと上手く魅せて、現実か妄想か分からない……って展開にしたら最高なのに。
まあ今ではよくあるけれどw

巻き込まれ系にしても、彼に関わる人物たちの描写が微妙。
っていうか、何人か同じ人に見えて混乱した(笑)

んーこれはやはりリメイク希望です♪
でも今作と同じく90分以内で!!
りょーこ

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