薪

恐怖省の薪のレビュー・感想・評価

恐怖省(1944年製作の映画)
4.5
一瞬で祭りが静寂に包まれた瞬間から、夜の列車、盲人、降霊会といかがわしいシークエンスがラングのバキバキに陰影の効いた画面と伴に提示され鳥肌が立った。中盤以降は不条理感こそ薄まるけれども、ラストの光と闇を際立たせた銃撃戦といい徹底した演出が楽しめる。
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