メル

恐怖省のメルのレビュー・感想・評価

恐怖省(1944年製作の映画)
4.0
第二次大戦中のイギリスが舞台。
次に何が起こるか全く想像できなくて、オープニングから最後の最後までゾクゾクしちゃうフリッツ・ラング作品。

精神病院を退院したばかりの男が、たまたま寄った慈善バザーで賞品のケーキを手にしたことから次から次へと奇妙な事件に巻き込まれる。

大きなケーキを持ってロンドン行きの列車に乗るのも意表を突かれるし、発車ギリギリに乗り込んだ盲目の男もかなり怪しい。

監督自身ナチスから逃れアメリカに亡命した経緯があり、作中でもナチス・ドイツの秘密結社の暗躍が描かれる。

登場人物全員が怪しくて常にどこかに謎が残されている。
主人公のバックグラウンドが見えても未だ未だ気は抜けず、最後まで緊張感続きます(笑)