ピッコロ

回転のピッコロのレビュー・感想・評価

回転(1961年製作の映画)
4.2
なにかがおかしい。

この怪奇現象は、本当なのか。
それとも主人公の精神がおかしくなったのか。

ある屋敷に家庭教師として働くことになった主人公。
やがて、怪奇現象に悩まされていくことに・・・。

モノクロなので、最初から最後まで不気味。
聞こえない声が聞こえたり、自分にしか見えない人が見えたりと不思議な現象が続く。次第に、この屋敷では過去に死んだ人がいることが分かっていく。

この怪奇現象が主人公にしか分からないので混乱する。
ハッキリとした解釈が描かれてないので難解。
それでも、雰囲気は抜群にいいので面白い。

怪奇現象のどれもが、ゾクッとするような恐怖。
中でも、川の向こうから、こちらを見ているだけの女性が凄く不気味。
特に何もしないで見てるだけ。それなのに、こんなに恐ろしいとは。
目を映すと、そこにずっといる。しばらく頭から離れなくなるぐらい怖かった。

昔の作品は、難解なのが多い印象がある。
今は、なんでも説明しちゃうけど、こういう色んな解釈ができる映画の方が好きだな。