滑頭

鉄男 TETSUOの滑頭のレビュー・感想・評価

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)
4.8
塚本監督、天才だぁ……
クレイジーでマッドな世界観を暴力的な映像と暴力的な音で語る。刺激的。
無茶苦茶なんだけどただ無茶苦茶にやってるんじゃなくて制御された無茶苦茶さで、芸術的。
様々なテクニックを使った映像は楽しくて、音の使い方・映像との組み合わせ方、編集がまた素晴らしくて、音楽もカッコよくて、美術、特殊メイク、特殊効果のこだわり方も凄くて、よくこんな映画作ったな、と驚く。尊敬する。
エンドクレジットを見てさらにびっくり。塚本さんが監督・脚本・撮影・美術・照明・編集・出演を一人でこなしている。ほぼ一人じゃないか!!天才か!!!

2017/03/10 @早稲田松竹
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