しぇんみん

鉄男 TETSUOのしぇんみんのネタバレレビュー・内容・結末

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

モノクロの映像から溢れだすエナジー!

その映像が発する得体の知れないパワーに浸食される!

平凡なサラリーマンである「男」。

ある朝、出社の身支度を整える「男」は、自分の頬に金属のニキビが出来ていることに気付く。

気にしつつも「男」は通勤の途に就く。

だが通勤途中、突然、金属に浸食された「眼鏡の女」に襲われる。

「男」は何とか「眼鏡の女」を撃退し逃げ果せるが、その日から「男」の日常は奪われることになる。

「男」の身体は凄まじい痛みを伴いながら、徐々に金属に浸食されてゆく。

恋人との情事。

巨大なドリルへと変貌した股間が彼女の肉体を引き裂く。

何故こんなことに...。

金属による肉体改造に失敗した「やつ」。

それは「やつ」を轢き逃げして山に捨てた「男」の末路だった。

「男」と「やつ」は金属に蝕まれた身体同士を融合させる。

巨大化。

「こうなったら世界中を鋼鉄化し、錆び腐らせてやろう」。

金属に蝕まれながら融合した「男」と「やつ」は、どことも知れぬ街を疾走して消えてゆく...。

訳分からん!レビューが書けない!

...だが、感じるパワーは兎に角<<凄い>>の一言。

クレイアニメ調のストップモーションアニメによる身体の変化や街中の疾走、パンクロック調のBGMなどが程よく脳に突き刺さるその感覚!

一見の価値あり。

ハナマル!!
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