ほーりー

ロスト・ワールド/ジュラシック・パークのほーりーのレビュー・感想・評価

3.3
本作の最大の見どころは、ティラノサウルスが大都会で暴れまわるという点に尽きる。

前作にはなかった巨大な生物から群衆が逃げ惑うというシーンがあるため、その辺りは見ごたえがあるのだが、キャラクターの描き方やストーリーなど、やっぱり残念な点が見受けられる。

前作では(表面上は)かなりいやぁな奴だったマルコム博士が本作では一番常識人に思えてしまうぐらい、ヒロインや子役も含めて周囲の人たちに全く共感できなかった。

E.T.と同じ要領でティラノサウルスを「可哀想だから生まれ故郷に返してやろうぜ!」みたいに扱っているのも何だかなぁ……と思う。

いやいやいやいやいやいや、食い殺された人たちは?犬は?

これ、監督がスピルバーグ当人じゃなかったら、「ま、しょうがないよね、スピルバーグじゃないし」で済むんだけど、何で当人が作ってこうなっちゃうのかがわからないから頭抱えてしまう。

あと昔からずっと疑問なのが、あのデカいティラノサウルスがどうやって狭い操舵室の人間を手だけ残して食えるのかがいまだにわからない(苦笑)

■映画 DATA==========================
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デビッド・コープ
製作:コリン・ウィルソン/ジェラルド・R・モーレン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
公開:1997年5月23日(米)/1997年7月12日(日)