久しぶりの再鑑賞。スティーヴン・スピルバーグ監督1997年作品『ジュラシック・パーク』の続編。これも劇場鑑賞以来だと思う。けっこう残念なイメージが強かった作品で、TV放送をチラリと観かけてもスルーしていたような気がする。しかし今観ると意外と(いや最初の期待通りに)楽しい部分も多かった気がした。
マイケル・クライトンの原作が魅力的なのに大幅に内容が変えられているのが残念だ。特にティラノサウルスが街中を暴れる設定辺りからがあまり楽しくない気がした。
中盤までのジャングルを舞台にしたアクションシーンは楽しいものが多い。特にトレーラーが崖から落ちそうになるシーンは圧倒的で極上のスリルと迫力でスピルバーグ監督の優れたセンスを感じられる。
このシリーズ通して人間の愚かさを描いていると思うが、あまりに人間の間抜けばかりを描き過ぎて気分が上がらないようにも思う。