スティーブン・スピルバーグ監督が、マイケル・クライトンの同名小説をCG(コンピュータ・グラフィックス)を駆使して映像化し、世界的大ヒットを記録した恐竜パニック・シリーズの第ニ作。
原題:The Lost World: Jurassic Park (1997)
バイオテクノロジーで恐竜を現代に蘇らせたテーマ・パークの失敗から4年。
コスタリカ沖で家族と共に休暇を楽しんでいた少女が、小さな生き物に襲われる。
実はこの島Isla Sorna(イスナ・ソルナ)は、"サイトＢ"と呼ばれていた恐竜の生産工場で、恐竜たちが人知れず生き延びて繁殖していた。
４年前の生き残りイアン（ジェフ・ゴールドブラム）は、かつて"サイトＡ"の「ジュラシック・パーク」を計画したインジェン社の会長ハモンド（リチャード・アッテンボロー）に調査を依頼される。
始めは拒否するが、恋人で古生物学者のサラ（ジュリアン・ムーア）が既に島に入っていると聞き、彼女を救助するため島に向かう。
島に到着すると間もなく、恐竜ハンターの大部隊が、ヘリコプターで飛来する。
ハモンドの甥でインジェン社の社長となったルドロー（アーリス・ハワード）が、サンディエゴ市街にジュラシック・パークの建設をもくろんでいて、恐竜をアメリカに運ぼうとしていたのだった…。
クライマックスは、子どもを追ったティラノサウルスがサンディエゴの市街地で大暴れ…。
～その他の登場人物～
①調査隊員(イアンの同行者)
・カメラマンのニック（ヴィンス・ヴォーン）
・野外用装備の専門家エディ（リチャード・シフ）
・トレーラーに潜り込んでいたイアンの娘ケリー（ヴァネッサ・リー・チェスター）
②恐竜ハンターの一員
・テンボ(ピート・ポスルスウェイト)
・ディーター(ピーター・ストーメア）
～襲ってくる恐竜(一部)～
・小さいがたくさんで襲うコンプソグナトゥス・トリアシクス
・巨大なティラノサウルス・レックス( T レックス)
・ケガをしているティラノサウルスの子供(ティラノサウルス・ジュニア )
・敏捷で狂暴な中型の肉食恐竜、ヴェロキラプトル
面白くするため、原作とはかなり違う脚本になっているようだ。
恐竜が人を襲って惨殺するシーンを見どころにしている。ちょっと悪趣味で、気持ちのよい作品とは言えない。
