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エスターのぉゅのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.9
2020年 鑑賞
「フライト・ゲーム」「蝋人形の館」等の、ジャウム・コレット=セラ監督のホラー作品。

かつて3人目の子供を流産したケイト(ヴェラ・ファーミガさん)とその夫のジョン(ピーター・サースガードさん)。彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスター(イザベル・ファーマンさん)という9歳の少女を養子として引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者で落ち着いているが...

あの看護婦やお医者さんの恐怖の雰囲気が... お腹の子を...? と、思ったら、悪夢だった...

補聴器が取れた瞬間の音や、セリフの音が消え、手話とテロップになり、バックの音楽のみの絵本タイムの瞬間は、斬新のようで、恐怖にも感じた... 当たり前の音や声が消えた世界に対する絶望感... 知ることのない、そして知ろうとも思わなかった世界!まさかホラー作品で体験するとは... いい意味でも悪い意味でも、この世界を知れた。価値観が変わった。

エスターの登場。最初の方は見れない感じが... そして驚異的な学習力... なにかおかしいとも思える...

エスター、エスター、の両親。エスターに嫉妬する夫婦の長男のダニエル(ジミー・ベネットさん)。長男は損な役回り... そうでなくても難聴の長女のマックス(アリアーナ・エンジニアさん)でさえ、両親は付きっ切りなのに...

雷の夜、鳩、聖書、学校での叫び声... やっぱりおかしい...
●行為を覗いていたのか?エスター。君は●●●●ンか?●●ックやビ●●発言もあるとは... 洋画らしい...

不気味な公園の遊具... 子どもの声は聞こえるが、ほとんど子どもの遊んでいる姿は見えない... そして...
ケイトはエスターに大きな不信感を抱くが、ジョンには理解してもらえない。
そんな折、エスターのいた孤児院のシスター、アビゲイル(CCH・パウンダーさん)が訪れる...
エスターはマックスを恐怖政治で利用し、ダニエルをも脅し... とうとうケイトは孤立し... ケイトはエスターについて調べ始める。が、白いバラ、万力、ワイン、サイドブレーキ... エスターに追い詰められ、更に孤立していくケイト...

ツリーハウスの焼失 〜 病院は、おぞましい... その後の彼女が... まさかの●●だったとは... 濃いめ●●を取り、●●●を外し、●を取ったら... もう恐怖...
この作品は恐怖より、気持ち悪いホラーだと思っていたが、ラストは恐怖...
水中の格闘... 最後はまさに “家族”という繋がりが...

道具や遊具の繋ぎ目等を映したシーンのカットとか画角とか好きなんだが、この作品のは気持ち悪い時間になった... ホラーに使うと恐怖感が出るようだ...

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