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海辺のポーリーヌのMovingMoviesのレビュー・感想・評価

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
4.0
【ビーチがあれば】
映画ができるといったところだろうか。
エリック・ロメールは『緑の光線』では、一人ではバカンスは嫌、パリに残るのも嫌という女性の話しだったが、本作の女性二人はバカンスに恋の予感や本当の愛をそれぞれ期待している。

劇中の背景に二度紫陽花が映るけど、その使われ方が本作を言いつくしているくらい見事と感心しました。