わたP

パニック・ルームのわたPのレビュー・感想・評価

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
4.0
そんなに評価高くないんでなんか後回しにしていたフィンチャーで唯一観ていない映画だったんですけど、めっさおもろくないですか?え? めっさ、おもろくないですか?

避難用の部屋(パニックルーム)がある家に越してきたばかりの母娘が押し込み強盗から逃げる話なんですけど、序盤は閉じこもった母娘がどうやって逃げ出すのかという話と、強盗たちがどうやって開けるのかっていう話のやり合いが続いて、僕が単純なのかもしれないけど、めっさハラハラして風呂はいるのもトイレ行くのも忘れて見入ってしまいました。
強盗三人のキャラクターもそれぞれ絶妙で、パニックルームを作っていた管理会社の男と、この家の元の持ち主の親族、当日参加の覆面男の三人が事態が悪化していくにつれて揉めていくのなんかもイライラしてエモーショナルをかきたててくれます。
で、娘が糖尿病だったりして、リミットが決まっていてどんどんどんどんピンチになっていって、あーーどうなるんやー!と興味が尽きなかったです。

ところが終盤にかけて、犯人との人情話みたいになってくるんですねー
この人情話のつけかたがフィンチャーらしくて、いいことしたのに報われないなんて、あの人めっさ可哀想ですよねー。
もちろん人情だけじゃなくて、ちゃんと知恵を絞って犯人を撃退するので、そりゃないやろー。とはならないはず。

ちなみにこの間本人がツイッターで言ってたんですけど、ジェームズ・ガン監督の一番好きなデビット・フィンチャー作品はこの映画らしいです。