まる

パニック・ルームのまるのレビュー・感想・評価

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
3.7
ありそうでなさそうな映画。
みあきず満足度は高かった。
犯人それぞれにちゃんとキャラクターがあるのが面白い。犯人たちがこの映画の特徴でも面白さでもあると思われる。
設定としてありそうな話ではあるのだけれど、見ごたえは十分。
他のフィンチャー作品に比べ話の種明かしのとき感じられるワクワク感や驚きが格段に少ないのは否めないけれども、監督自身娯楽に特化して作ったと明言しているようだし、十分レベルの高い作品。
終始ハラハラできたし、監督の多才さを感じられてよかった。最後まで手の内を見せないところやラストのなんともいえないモヤモヤ感は他作品にも共通するフィンチャー監督ならではのよさかも。楽しかった
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