夏色ジーン

おじいさんと草原の小学校の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)
4.0
感想川柳「学ぶこと 生きる上での 必須事項」

予告が気になって観てみました。φ(..)

イギリスの植民地支配から独立して39年後の2003年、ケニア政府は無償教育制度を導入。何百人もの子どもたちであふれる小学校を、それまで教育を受ける機会がなかった84歳の老人マルゲが訪れる。文字を読みたい一心で、何度も門前払いされてもあきらめない彼の熱意に動かされた校長ジェーンは、周囲の反対を押し切ってマルゲの入学を認めるが…というお話。

学校に行けなかったおじいさんの話と思いきや、これまた「植民地」と「同じ国での部族同士の争い」が過去にある。(´д`|||)

実際に「世界最高齢の小学生」というギネス記録に認定された「キマニ・マルゲ」というおじいさんの物語。( ´∀`)特典映像にはこのおじいさん本人が出てくる宣伝映像があります。(*゜Q゜*)まさか教育無償化について国連で演説するまでになるとは誰も想像しなかったでしょう。この作品を見てから彼のWikipediaを調べる事をオススメします。( ̄ー ̄)

ケニアを植民地化したイギリス側についた部族と、それに抵抗したキクユ族の争い「マウマウ団の乱」。イギリスの植民地に耐えられないのも分かるし、歯向かえば家族が殺されるから従う気持ちも分かる。( ノД`)

でも「過去は過去」で未来に禍根を残すのは得策ではない。( ;∀;)その上「政治家」や「一部の心ない市民」の『金、金、金』精神がイヤでしたね(;´д`)
「教育は貧困を無くす第一歩」である。成人学校の若者見る限り憂いの方が大きいですけど。(*_*;

「学ぶ楽しさ」というのを久しく忘れてる自分が情けないな〜(´・c_・`)

んでまず(^_^)/~~