Urakata1113

ザ・グリードのUrakata1113のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・グリード(1998年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

1:描写:★★★★☆
本作の最大の見どころは、深海から現れた謎の巨大クリーチャー オクタリス です。無数の触手を持ち、獲物を捕らえて内部で消化するという恐ろしい生態を持っています。触手が船内を縦横無尽に動き回り、乗客やクルーを襲うシーンは緊張感抜群です。

2:アクション:★★★☆☆
主演の トリート・ウィリアムズ 演じる傭兵フィネガンと仲間たちが、モンスターだけでなく、船を襲撃しようとする武装集団と戦う場面もスリリング。爆発や銃撃戦が多く、B級映画ながらハリウッドの王道アクションが楽しめます。

3:閉鎖空間:★★★★☆
舞台は超豪華クルーズ船 アルゴノーティカ号 。怪物がうごめく密室でのサバイバル劇は、ホラーならではの緊張感を生み出します。逃げ場のない閉鎖空間で、次々と襲われるキャラクターたちの絶望感も魅力の一つです。

4:コメディ要素:★★★☆☆
主人公フィネガンの 軽妙なセリフ回し や、相棒ジョーイのコミカルなリアクションも本作の魅力。シリアスになりすぎず、娯楽映画として楽しめるバランスが取れています。

5:特殊効果:★★★★☆
モンスターの造形には CGとアニマトロニクス を併用。当時の技術で作られたクリーチャーは、今見ると少しチープかもしれませんが、それも本作の味です。90年代特有のVFX表現を楽しめるのもポイントです。
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