密輸船の船長ジョン（トリート・ウィリアムズ）はハノーバー（ウェス・ステュディ）率いる傭兵達を乗せ、目的は知らないが南シナ海のある地点を目指していた。
その頃、豪華客船アルゴノーティカ号が３０００人の乗客とともに南シナ海を航行していた。
しかし正体不明の巨大生物が船内に侵入に乗客に襲いかかる。
密輸船のジョン達はエンジントラブルを起こし、アルゴノーティカ号に入り込むがそこで目にしたものは・・・。
『ハムナプトラ』スティーブン・ソマーズ監督の海洋モンスター作品。
ストーリーとしてはカネをかけたアサイラム映画という感じ（笑）
終盤近くまでモンスターの実態が見えず、ひたすら巨大な触手が人間に襲いかかる感じ。
そのモンスターの襲撃も怖いが、ありがちな人間同士のゲスいところも見もの。
さらに大勢の乗客が襲われた瞬間のシーンは無いが、襲われた後のとんでもない死体の山が結構エグい。
このモンスターの特異性の為、絶命した人間の姿がかなり気持ち悪い。
何気にカルト的な人気がある作品らしいが、確かにＢ級ホラーというにはもったいないくらいの作りではあります。
