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女が階段を上る時のmのレビュー・感想・評価

女が階段を上る時(1960年製作の映画)
4.0
高峰秀子あっての成瀬巳喜男作品
そして女の性を描いてこその成瀬巳喜男映画

純愛よりこういう愛の方が観たいと思える
まっすぐぶつかっていって、考える前に頭ではもう好きになっている
そっちの方が、ある意味純愛に見えてくる

ジュンコちゃんみたいな女の子のキャラもいい

最後の列車のシーン染みるなあ

成瀬巳喜男は途中どんなに暗くなっても、ラストで未来への希望を想像できるような終わり方をする
あからさまじゃないけど、約2時間この作品を観て、ラストがこういう終わり方だとそう感じれる。

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