リーリー

女が階段を上る時のリーリーのレビュー・感想・評価

女が階段を上る時(1960年製作の映画)
2.8
このストーリー、現代だと面白くないんだろうな。
やっぱりこの時代っていいなあ。同情なんてしたら、跳ね返される。意地が女を美しくしていた時代。
こんなに泥臭いのに、品がある。どうしようもない生活なのに、ロマンがある。
きちんと両方を同時に持ってる。

いまは、泥臭いものは泥臭いだけだし、ロマンチックはロマンチックしかない。両方はいっぺんに持てない。
たぶん、俳優さんの違いなのかな。と思う。
ほかの出演者ももちろんそうだけど、やっぱり高峰秀子ってすごい。
リーリー

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