クラッシュの作品情報・感想・評価

「クラッシュ」に投稿された感想・評価

masayaan

masayaanの感想・評価

3.5
再見。コーエン兄弟風に言えば、異なる人種を映画的に、短時間で出会わせるための事故。『マグノリア』と『ドゥ・ザ・ライト・シング』を繋ぐ作品、なのかも知れない。ラブ&ヘイト。ヘイト&ラブ。
 「衝突」というより「繋がっている」という感じ。
キレイ過ぎる出来のような気もするが、車の火災から救助した人物が…
というシーンはトリバダもの。
貝崎

貝崎の感想・評価

3.5
人種への偏見を描いた映画。一見難しそうでそんなことなかった。なんでしょう、人種差別問題の根底にあるそれぞれの心の問題というか。

複雑に絡み合ってるそのひとつひとつはもう本当に本当にちっぽけな小さなことで、朝の通勤ラッシュで肩がぶつかり合う時のような苛立ちと似てるなと思った。
全員が偏見を持つことの正当性を訴えてる。日本ではあまり見ない光景って、そんなことない。歴史に刻まれたわだかまりも偏見もあるし。
対人間同士で触れ合ったとき不思議とそれは解消されて、かといって何も変わらない。この作品では、負から始まった連鎖がいろんな方向に伝染していって結局愛なんだとなる。結局愛ですね。夕方の通勤ラッシュでおばあちゃんに席を譲った時のような愛と一緒だなきっと。疲れに負けて寝たフリする私たちがこの世界だ。何言ってるかわからなくなってきたのでおしまい。
この映画に主人公はいない!

差別主義の警察官、無差別主義の夫婦、人身売買の中国人、アラブ系と勘違いされ迫害されるペルシャ系の小売店主、様々な登場人物がストーリーを描いていく。
人間同士が共に生きていく上で避けて通れない人生の怒り、哀しみ、憎しみ、孤独を巧みに描いた感動の問題作!

人種の坩堝(るつぼ)アメリカならではの人間賛歌!

人はぶつかり合って生きている。
そして、分かりあったり壊れたり...まさにクラッシュ。

接点のない7組の人物たちをうまくクラッシュさせながら同時多発的に物語は進行していくが、決して乱雑にならず上手に整理整頓されたコンビニの棚のような完璧な脚本力。

言わずと知れた2005年(第78回)アカデミー賞受賞作品。

白人・黒人・アラブ人・東洋人・ラテン系がひしめき合い、その人種の中でも貧富、教養の差が大きいばかりか同じ人種でも確執があるアメリカ。
その現実が相互不信となり、悲惨な悪循環を生んでいく。

そんな中で描かれている一筋の光明...そして希望!

確かに良い映画である。
しかし、良い映画がハマるとは限らない。

特にこの当時のアカデミー賞の審査員とソリが合わない私め。
この映画も例外に漏れず。

結局7組の登場人物の中で、私めの感情を揺さぶったのは透明マントの少女だけ。

もう一度言う...確かに良い映画ではある。
こういう映画を観ると、「お前になんかに分かるはずねぇよ!」と言われているようで嫌なんだが。

「それなら観るな」って 話なんですけどね(´・ω・`)シツレイシマシタ!
ひろ

ひろの感想・評価

4.3
これは良い映画!
今、インバウンドが増えている日本に住んでいる人には、じっくり見てほしい映画だと思った。
人種差別はダメと頭で分かっていても、根本に受け入れられてない人は多い。
特に人種差別主義と言われている警官ライアンとリベラル系の若い警官トムの対比が素晴らしいと感じた。
何が正義なのか、全部見た後でも全く答えられない。
いつか、全人類がまとまる時が来ればいいなと思う。
日本に住んでるとあまりピンとこない人種差別。根深い現実もあり、乗り越えられる垣根もあり。清濁合わせのんで、詰め込まれた2時間。重い気持ちになったけど、観て良かった。
mod

modの感想・評価

3.5
きちんと勉強してたらもっと深く楽しめただろうな、と思った。

理解とか反発とか、絶望とか色々。
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