「クラッシュ」に投稿された感想・評価

再見。コーエン兄弟風に言えば、異なる人種を映画的に、短時間で出会わせるための事故。『マグノリア』と『ドゥ・ザ・ライト・シング』を繋ぐ作品、なのかも知れない。ラブ&ヘイト。ヘイト&ラブ。
みんなが人種差別をされる側にもする側にもなっていて世界を凝縮したものを見た気分だった。
黒人だけではなくスキンヘッドだからとかいかつい顔をしているから勝手に判断してしまうけど結局食わず嫌いのようなもので、本人のことを知ることが大切。
私も怖いと思ってビクビクしたりすることがあるけど、勝手に決めつけないで本人の内面を見ることを心掛けなければと思った。
誰が見ても考えさせられる映画なので観る機会があれば見たほうがいいです。
上手く出来すぎているところもありましたが、アメリカが抱えている問題を丁寧に浮き彫りにしていると思いました。流血シーンや発砲シーンも最低限でしたが十分に「怖さ」の伝わる映画でした。たしかに、ジャケットはこのシーンではないような。
切ない。けど、最後は柔らかい光のある映画なのかなぁ。
透明マントのようなお話ができる親になりたい。
大学の授業で全てのシーンについて背景の講義があって
なんかすごい印象深いけどおかげで話がわかんなかった!
もう一回ちゃんと見よ
薄暗い社会の中で人が人を探し、希望を見つける連鎖劇。
これ、すき!

『ロスでは人は大抵車の中にいる。でも触れ合いたいのさ。ぶつかって何かを実感したいんだ。』

この問題提起から始まり、人種差別をテーマにしたとっても考えさせられるストーリー。
舞台はLA。車文化のLAで多発する車のクラッシュから展開していく人々のクラッシュの連鎖。

個々のエピソードが複数展開していくように見えて、収束していくラストはハッとさせられる。
こうまとめ上げる構成いつも本当に感動する、大好きな展開。

何個も好きなシーンがあるけど、透明マントとラストの交通事故で話と話が繋がる構成はギューっと胸が苦しい気持ちになるし、考えさせられる。
透明マントなんか、特にお互いの娘がお父さんをよく見てて理解してて行動する姿が本当に泣ける。


人種差別については、あんまり考えたことがなかったけど、取れたと思ったトゲがまた意図しない所から生えてきたりして広がってて、、なかなか心から消えないし難しすぎる問題だと思った。
理解は深まったけど、、
制度として確立していた差別から、欲求不満のはけ口として今でも世界中で蔓延している事実としての差別。
優しさや、思いやりも狂気のひとつなのか、それとも自己満足なのか?
06年のアカデミー作品賞
"白すぎるオスカー"で話題を呼んだ15年、その反動?にも揺れた16年を経て、今ここで改めて鑑賞

車文化のLAでのCRASH = 交通事故を題材に、人種だったり価値観の違いに揺れるお話
オムニバスが好きな私からすると、映画の構成はとても楽しめた

日本に生まれ住んでいると、日常で人種の問題に触れる機会が圧倒的に少ないだけに、なぜここまで揉める?と理解できない部分も多々
でも、話が進むにつれて冒頭の"ぶつかり合って何かを実感したいのさ"がわかってくる
人がぶつかり争う間には、「自分とは違う」ということへの恐怖があるのではないか それを無くそうとぶつかり合い、ときにどちらかが滅び、ときに互いを理解し合う

前回見た『メッセージ』も然り、わからないもの同士が理解し合うのに対話は本当に大切なものだと思う
言葉じゃなくとも、互いに心を開き向かい合う姿勢が必要だと感じた

差別意識の高い相棒に、嫌悪感を感じていた若手警官が、黒人旦那を助けるも、その思いが通じてなかったり、結局彼もチンピラ男を撃ってしまったり、あー彼の部分がすごい心に残った
いろんな国でいろんな時代に観られるべき作品だと思った
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