クラッシュの作品情報・感想・評価

「クラッシュ」に投稿された感想・評価

人を見た目だけでああだこうだ口悪く言う友人がいて、なぜそんなことを言うのかと聞いたら「自分は昔、そういう子に嫌な思いをさせられたから」と言ったのを思い出す。
人種差別の裏には、自分が受けてきたコンプレックスがあったりする。
それとこれは別だと思うかもしれないけど、人間は結局、自分を守るために差別をしてしまう弱い存在なんだよなぁ。
いつの間にか自分が加害者として、相手に嫌な思いをさせたと気付いた時、やっとそこで、その幼稚さにものすごく後悔するのであって、結局人間そんなもん。
中盤の車のシーンは圧巻。なんでもっと話題にならなかったのかしら。
t

tの感想・評価

4.0
記録
2017.12.16
Rental
人間の営み系最高峰ムービー。「全て見てるよ、赦すよ」な神の視点的音楽もよし。笑
mari

mariの感想・評価

5.0
この映画で一生分の「fuck you」を聞いた気がする👌

TSUTAYAでオススメとされていて、借りるか借りまいかという謎の葛藤をした結果借りた映画🎥
…私は思いましたよ、謎の葛藤をする映画は必ずと言っていいほど最高の映画なんだということを。(…😐)
映画に出てくる人達全員にスポットライトが当てられていました!だから一人一人に感情移入しまくって疲れちゃいました(疲労)
それぞれに憤りがあり、それぞれに悩みがあり、それぞれに愛がありそれぞれが衝突する。題名の通り全てが「CRASH」でした。しかし全てが衝突し終わった先にはまた、良いも悪いもそれぞれの人生がまた待っている。
こういう映画を見るといつも思うんですがなんでこの世には差別が消えないんでしょうかね?w
差別がなくなればまた新しい未来が見えるかもしれないのに…。世界は残酷ですよ本当。いけないことだとわかっていて人間って自分を守るために必死なんですよね。(なんの話だ)
まとめて言うと最高な映画でした。(無理やり感)


自分的には映画のジャケットのシーンとかわいい女の子が纏う透明マントが一番泣けました。
ニーナ

ニーナの感想・評価

3.8
TSUTAYAのオススメにあげられててずっと気になってた作品
タイトルとパッケージだけで衝突事故の話かと思ってたけど人間通しのかなり深い話だった。

誰が主人公とかではなく出てくる人全てが光を浴びていて、それぞれ抱える悩みをうまくリンクさせてた。
クラッシュはただの車の衝突事故の話ではない。差別・偏見の中で人と人がぶつかり合うアメリカのリアル映画

透明マントの話してる時に予想ついてフラグ立ったんだけど、そこからの繋がりが本当に素晴らしくて私にも天使が見えた気がする。
自分でも何の涙なのか分からないけど泣いてた。

白人警官が正しいのか、差別した警官が悪いのか、車を盗んだ黒人が悪いのか、白人の中で生きてた黒人が正しいのか・・・正解がないからこそこの映画の登場人物達は悩んで悩んで爆発する。
”車を盗まれた事で怒ってるんじゃない!毎朝がこうなのよ!”ってセリフが1番印象的だった。

このレビューはネタバレを含みます


確かに皆さんのレビュー通り、内容は非常に重かったですが、しかし結構楽しめた作品でした。

中国女
黒人
アジア人
不良

差別を題材にした作品でしたが、

「差別」と聞くと日本人には関係ないように思いますが、この映画を見ているとそうではないということを実感させられます。

もっとミクロに、解体していくと、例えば学歴社会だったり、教室の中でおこるスクールカーストだったり、会社の中でおこる上下関係も根本を辿れば、「差別」というところに繋がってくると思います。

結局は、人間の心の問題ということで、差別をもっと身近に感じることができる映画ということで高評価を押しました。

そしてそれは果てし無く長い時間と歴史が積み上げてきたものは(差別を積み上げるというのは違和感に感じるかもしれませんが)根強く、そしてなかなか解決することは難しい問題です。


冒頭でも、「中国人女」といいましたが、日本人の中でも普段は関わることがないから思うことがなくても、映画やテレビ、メディアの中ででてくる中国人の女性は、

「片言で、自己主張が強く、喧嘩腰で謝らない」というイメージがステレオタイプとしてすでに存在してるわけです。

しかし、映画の中では、夫?恋人?が事故を起こして、大慌てで広いアメリカの中を探しだし、駆けつける中国人の女性なのです。

そういう伏線をひとつひとつ紐解いていくたびに、いろんなタイプの差別を映し出しているこの映画は、「みんなどこかで知っているけれど、あえてださない」という点で面白かったですね、


昔見たテレビで、ビューティーコロシアムという、自分の顔で悩み整形をするという番組がありましたが、そこで出演していた女性は、容姿に自信がなく、幼い頃は化け物といじめられ、大人になって電車にのっても、その車両から彼女をみた人が避けていなくなるというのを話していて、この日本にそんな差別があるのか!という衝撃を受けた記憶があります。

日本の場合、自分の判断というよりは周りの反応に流されて、避けたということもあるでしょうが。

映画の中でも、白人女性が黒人の若者を見た瞬間に歩くルートを変えたり、隣にいた男性にくっついたり、

声に出さずとも、無意識的に相手を怖いと思い、差別しているということがあるというのは、日本も同じだということでしょう。

人間、理解できないものは怖いのです。
逆を言えば、理解すれば怖くないのです。

ということを考えさせられる映画でした。
人種という垣根に対し、葛藤や怒りや悩みを複数の人(複数の生活)から描いていました。
まさにクラッシュ、個人それぞれの想いがスクリーン上でぶつかり合ってる感じ。

見終わった後は何とも言えない余韻がありました。(これが正解っていうメッセージはないので、、)


なんかどの人の気持ちもわかるようでどの人の気持ちもわからない笑
葛藤とかって自分すら分かっているようでわかってない、どうしたいのかもわからない。
人にぶつけて初めて理解でき、昇華されるのかも。
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