クラッシュの作品情報・感想・評価

「クラッシュ」に投稿された感想・評価

コパス

コパスの感想・評価

3.5
群像劇。人は善と悪の一方を持ってるわけではない、出来事によってその後の行動や考えが変わるみたいなのを多くの登場人物を使って表した作品。
黒人の囚人は白人の囚人の8倍。
平等な教育、生活を提供してない社会のせい。
しかし根っこの部分で黒人の性質は犯罪に手を染めやすい。

お前は俺だけじゃなくてお前自身も貶めている。

偶然に偶然が重なって、白人黒人がお互いに対する考えを改めて行く。

正義感の強い白人警察官
周りのせいで黒人を疑う癖がついて発砲。

黒人が白人に車を売る。たまたま中には中国人。一人頭500ドルで売った?、、、
タイカカンボジアジントシテウル。

認知症の母親と息子2人。息子を待ち続けてる母。事件起こして結局射殺された。
もう1人の息子は刑事。いい人なのに報われない。

たまたま買った鉄砲が空砲だったおかげで、鍵修理屋とその娘は助かった。
天使が守ってくれた。

白人夫妻。夫は警官の偉いさん。妻はヒステリック。車を奪われた。鍵を何度も帰る。

白人警官。人種差別する。父は困りもの、、、

黒人の青年。発砲したり車盗んだり。
けど最後たまたま中国人の売られそうな集団を見かけて、助けた。助けたことに、自分がいいことをしたことが嬉しくなってる。

毎日人種差別、事故、犯罪が横行するLA
なー

なーの感想・評価

4.0
車社会のLA(てかアメリカはそうだけど)で事故をポイントに差別と人間模様を描いた群像劇
ざっくり一言で言えば"人間"というものが広く映し出されてた映画であると思う

前半は様々な観点から様々な人種同士の差別や衝突が、後半はまた違った場面で人々が交差し救いや悲劇が描かれている

前半を通じて感じたのは人の心に根付く差別の意識
これはもう取り除くことが出来なくて無意識にも抱いてしまう感情
個人のある出来事をキッカケにその人種そのものをステレオタイプに当てはめてしまったり、全く無自覚に相手を決めつけてしまう心が僕らにはあるんだ
そして差別ってのは白人から他人種に向けられるものではなくて、人種同士が互いにぶつけ合っているもので、それは逆差別だったり過度な被差別意識であったりで何周も回ってしまいぐるぐるごちゃごちゃになっている簡単にほどけない混乱なんだ

後半では悔恨の情から黒人を救った善良な青年が本当にちょっとした行き違いで黒人不良を殺し自首することもなく証拠隠滅を図ってしまう姿や、黒人から強盗にあったことで過度に他人種を下に見るようになった白人女性が事故で怪我した際にラテン系の家政婦に助けられたことから簡単に親友だと言ってのけたり、白人検事が自身の保身のため他人種の職員を昇進させたり、表彰したり利用する姿...などなど単純だったり浅はかだったり簡単に道を外れてしまうってことであったり、そうは言っても人間捨てたもんじゃないぜ、なんてことが感じられる
全部を書ききるのは難しいけど、僕は"人間"というものを冷ややかさと優しさを混ぜたような観点から見つめる作品が好きなので後半部分はとても面白かったです

群像劇の中でもかなり脚本が巧みな作品だと思う
観ていて先を予測させつつその予測を適度に躱す布石の打ち方と展開力は素晴らしかった


一番印象的だったのは人種差別主義の警官が腹いせにセクハラした女性が起こした事故にたまたま駆けつけ命がけで彼女を救った後、呆然と彼女を見つめていたシーン
面白いけどあまりハマらず
好きじゃなかった

・都合の良すぎる脚本
・あざとい音楽
・やたら多いスローモーション
Gatt

Gattの感想・評価

3.8
15年ぶり、上映以来の鑑賞。
人種間、家族間に焦点を当てた群像劇。人種の坩堝アメリカに生きる、一人一人の人生が交錯していく様子を上手く昇華させた作品。凄い名作かと言われたら違うと思うが、2時間でプロモのようにまとまっている。心と願い、そして外見、体裁。それぞれの悔しくさを癒しながら人は歩んでく。
いくつかの見どころエピソードが、まるで良い映画かのように見せてるんじゃないかと思わなくはないが(笑)、鍵屋の娘のシーンはやはり感動してしまう。鍵屋はマイケル・ペニャだったのか!今じゃ随分と有名な地位を築いてますね!
AI

AIの感想・評価

3.2
車のクラッシュから始まり、社会生活においてどうすることも出来ない気持ちや憤り、怒りがぶつかり合う作品。
特定の主人公を決めず数人のエピソードが同時に進行するグランドホテル形式で扱われているが、一つひとつの物語はしっかりと練られており、見応えがある。
本作はアメリカ社会で重大な問題である人種差別がテーマとなっており、日本人の私たちは疎いだけかもしれないが、そこまで押し付けがましくもなく、すっきりと受け止めることが出来る。
むしろ家庭や仕事の悩み、葛藤、不安などが繊細な演技で上手く表現されており、日々のやり場のない思いに共感出来る点がアカデミー作品賞を受賞している理由ではないだろうか。
やり切れないけどホッコリする?
027
SFKT

SFKTの感想・評価

4.1
ロサンゼルスで起こったある1つの事件をきっかけに様々な人種・立場の人を描いた作品。
大きなテーマは人種差別。
描いているのはわずか36時間という短い時間だが、その間の様々な人間模様や人の感情の移り変わりがあり、非常に見応えがある。
アメリカほど多種多様な人種がいるわけではない日本では、そこまで感じることができないかもしれない他民族への憎悪や差別というものの本質が描かれていると感じられる。
LAにだって雪は降る。映画的としか表現しようのないぐらい全編超エモい。最高
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