アメリカにおける人種差別の深刻さと難しさを非常に感じ、自分の中での価値観を変えられた。蚊帳の外の日本人は「差別をやめよう」と簡単に言うが、まだ根底に存在する理由が少し分かった気がする。
外国人の顔覚…
ぶつかり合い絡み合いどこに進んでどう着地するのか。
どれだけ正しくあろうとしても、結果正しいことができるかどうかは誰にもわからなくて、その現実的な冷たい表現がたまらなかった。良い人であろうとしても結…
Most people more or less make mistakes. In spite of thinking about someone's feelings, it could be…
>>続きを読むFilmarks始める前から自分の中でベスト級に好きだった作品が「クラッシュ」です。
改めて見返すとグラハム(ドーン・チードル)の刑事絡みの話がちと分かりにくいなっては思ったかな...
でもでも…
単に人種差別をテーマにしただけの映画じゃなかった。
今自分がアメリカにいて、働いてるからこそ思うこと。たまに人種差別なんじゃないかなってことを受けながら、差別なんてありえない最低だと思うけど、
ここ…
憎悪、偏見が悲惨な事故や苦痛を生み出してしまうのは偶然ではないのかもしれない。
製作から10年以上経ってもこの悲劇が現実の世界で起こっているのが恐ろしい。
小売店屋の打った銃が空砲で良かったと心…
人種を問わず、みんなが心の奥の奥の奥に持ってる恐怖とか愛とか道徳とか倫理とか正義感とか罪悪感とかそういうものを余すことなく抽出したような、善も悪もくそもないというか。どこにぶつけていいかわからない感…
>>続きを読むこれは名作。国民に深く根ざした人種意識はなかなか取り除けなくて悲劇が起きるけど、それで全てが終わってしまう時代じゃないということ。悲劇や喜劇が積み重なるのは一方的な都合じゃなく、お互いに歩んできた人…
>>続きを読む