人種差別をテーマとして、本当によく出来た作品だと思う。
ほとんど日本人しかいない日本に住んでいる自分がこの問題を完全に理解できるとは思わないし、実際住んでみないとそこにある不満なんか分からないでしょ…
所々に散りばめられたストーリーと伏線が徐々につながり始め、登場人物たちの行く末を左右していく心地よさと無常さ。
上手い演出でアカデミー作品賞も納得の出来である。
バラバラに平行して登場する多くのキ…
接点のない7組の人物達がそれぞれの出来事を通して関わりを持ってしまう1日を描いた作品。
まずこれだけの登場する人物を見事にリンクさせた脚本には驚いてしまいます。色々な賞を獲得している本作ですが、テ…
「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を書いた、ポール・ハギスの監督作。
ロサンゼルスで、様々な登場人物がそれぞれの事情を抱えながら日々を生きていく。人種の違い・言語の違い・職業格差・生活レベルの違いか…
それぞれの正義ゆえに、人はぶつかり合いすれ違う。
根深い人種差別をベースとした群像劇は、最後まで遣る瀬無くてあっという間の112分だった。
それでも人は人を愛し、大切なものを護りながら生きていく。…
様々な人の物語が同時に進んで交差していく感じは面白かった。
一人一人にこの世に一つしかないドラマがあって、こうして今も世界は動いてるんだなあと純粋に思えた作品。
正直、観方にもよると思うが、人種差別…
差別、銃、無教養、偏狭、犯罪に溢れたどうしようもない社会の断片を切り取って、その中で衝突する人々を描く群像劇。
必ずしも正義がいい結果をもたらすとは限らず、愚者の心にも美しい襞がある。
正しい行い…
ナショナリズムとは何か、露骨に映し出される差別の映像から改めて考えさせられる映画だった。
観てて悲しかった
黒人だから。白人だから。ハーフだから。アジア人だから。
そんな一言でイメージされる。
自分…