とし

守護天使のとしのレビュー・感想・評価

守護天使(2009年製作の映画)
3.0
上村佑原作の小説が映画化されたものです。ジャンルはコメディですね!

冴えない中年の須賀啓一は、通勤ラッシュで老人に席を譲る女子高生に一目惚れする。その後、駅構内で転倒し、鬼嫁から貰ったなけなしの小遣いと新聞を落とした啓一に、落とし物を拾って声を掛けてくれたのはその女子高生だった。初恋に落ちた啓一は、勝手にその女子高生を守る決心をする。そんな時、啓一の知人である大和が、偶然女子高生の淫らな内容のブログを発見。そこには「たまには良い事もする。駅で新聞とお金を拾ってあげた」と綴られており、本当にそのブログはあの少女が書いたものなのかと、啓一は困惑する…という内容ですね。

思ったより、面白かったです。話の流れで仕込んだ伏線を次々回収する展開は…結構好感持てました。

カンニング竹山、良い演技しますねぇ。脇を固めているのもベテラン役者さん揃いなので、安心して観ていられます。ただ、仲間の村岡と大和ですが、もうちょっと啓一との関係の説明あっても良かったんじゃないかなぁ?

この後、本当に大事件に発展する訳ですが。涼子(ヒロインの娘ね)…犯人に捕まって監禁された場所から、置いてあった電話で啓一に連絡して助け求めるんですけど…それ、先に警察に電話してたら、もっと早く事件解決出来たんじゃないかな?メモ見ながら携帯に電話するより、110番の方が絶対早いし!犯人も、犯行に使う為に借りたマンションなんだよね?受話器置いたり電話回線使えるようになってたりと…何故、そんな不要な物置くかな!?
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