遠い昔に観て記憶が曖昧になっていた過去3作を復習してからこの4作目を観た。
ダイ・ハードというシリーズのアイデンティティは何なのか? という哲学的な問いを抜きにすれば、アクション演出やそのアングルはダイナミックかつ視覚的に分かりやすいし、物語のテンポも良いし、映画として充分に面白いと思う。
シリーズの特に初期2作に特別な思い入れがあるファンほど、これはダイ・ハードらしくないと感じてしまうのかもしれない。
常に前作と比較されてしまうシリーズもの、特に愛されているそれは、脚本家や監督のプレッシャーも相当なものなのだろうなと、作る側の心情を想像してしまった。
出演しているメアリー・エリザベス・ウィンステッドの大ファンなので、それだけで評価を甘めにしてしまいそうになった。
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