Xavier

容疑者Xの献身のXavierのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.0
ガリレオ史上、最も物悲しいお話…
花岡靖子は娘・美里とアパートで平穏に暮らしていた。そんなある日、そのアパートに元夫の富樫慎二が彼女の居所を突き止めやって来た。二人に暴力を震う富樫と争う中で、二人は富樫を殺してしまう。人を殺してしまい途方に暮れる二人に助け船を出したのは、隣に住む天才数学者・石神だった。彼は、今後の事や警察に対しての対応を、二人に細かく指示を出す。富樫の死体が見つかり、捜査が始まり、花岡親子にも疑いがかかるが、二人には完全なアリバイが…
捜査が難航する中、石神の前に大学時代の友人である湯川が現れ…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
何度観てもよく出来たトリックだと思う
人って、こうと思い込んでしまうと別の方向から見れなくなる。
その点を上手くついたトリックだった。
それを完璧に実行した石神は天才だなぁと思ったし、その点では面白かった…
だけど、湯川の推理はあまりにも出来すぎかなぁ。警察でもなく、情報も少ない中で、あの推理…ホントの天才かな。

話は頭をフル回転させるほど面白い。
だけど、ガリレオの他のシリーズと比べるとメリハリがないかな。
ずっと同じ感じで話が進むのはちょっとキツい。そこはちょっと残念。
まぁ、だけど東野圭吾の作品は凄く面白い。それは紛れもない事実。
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