男はつらいよ 寅次郎相合い傘の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」に投稿された感想・評価

シリーズ第15作目にして、「リリー」第2作目。

リリーと再会するも喧嘩をしてしまう寅。
タイトルにもある相合い傘はこころに残る名シーン。
ファンのあいだでは有名な「メロン事件」はこの作品のもの。
一番有名な『寅のアリア』
atsuman

atsumanの感想・評価

3.0
フーテンもヒモも同じようなもんじゃないのか…。
benzosan

benzosanの感想・評価

3.3
寅さん15作目
寅さんファンの中でも1番名作と言われている回
確かにいつもと様子が違った
リリー2回目
寅さんのリリーさんへの愛
さくらのお兄ちゃんへの愛
偉大だなぁ
tkg

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3.6
リリー再登場、プロポーズのシーンで何であんなに感動するのか、山田マジック1970年~80年代の日本は色気があるなー。
桜子

桜子の感想・評価

3.9
配給:松竹
ろ

ろの感想・評価

5.0

蚊取り線香を焚きながら にっぽんの夏、寅さんの夏

ああ、いいよねぇ、ほんといいねぇ。
あのテーマソングを聴きながらオープニングを観ていると、なんだか嬉しくなっちゃって、自然と涙がこぼれていました。

友人に会ったり、苦手2トップ・美容室と病院に行ったり、慣れない場所で講演会を聞いた6月。
気が張ってムシャクシャして、スカッとするアクションや風刺の効いた力強い作品しか観ることができませんでした。
ようやく少し落ち着いて、久しぶりに手に取った寅さん。
とらやはいつもあったかいね。
ひとつひとつのエピソードに涙なみだ、もうティッシュが手放せません。


別々に旅をしていたリリーさんと寅さん。
夜も更けた頃、北海道のラーメン屋台でとびきりの再会を果たす。
「あら~寅さんじゃない!あれからどうしてたの?」
「ん~?恋をしてたのさ」

蟹を食べ、波打ち際で石切り、ワカメ取り。
金がなくなれば駅のベンチで一眠り。
そんな楽しげな旅も、突然終わりを告げる。
「きざったらしいね、言うことが。幸せにしてやる?大きなお世話だ。女が幸せになるには男の力を借りなきゃいけないとでも思ってんのかい?笑わせないでよ。」
波風に吹かれながら涼しげに啖呵を切るリリー。
船の煙突から、夕陽を背に煤が燻っている。

「俺が言い過ぎたんだ。もしここにリリーがいたら、床に手ついて謝りてぇよ。」
そんな寅さんの前に現れたのは・・・


リリーさんと寅さんが腕を組み歩いたことで、町中に噂が広がる。(あの御前様も大パニック!)
がっくりと肩を落とし、涙を拭うさくらとおばちゃん。
そこへ寅さんが夢を語って聞かせる。
「俺に金がありゃあ、いつかリリーに大きな劇場で歌わせてやりたいのよ」
観客がざわつく様、素敵なドレスや歌声・・・
いつも風邪を引かないか心配し、リリーさんの歌声をみんなに自慢していたのは、寅さんだった。


「どうしたの、どうして追っかけて行かないの?お兄ちゃんはリリーさんのことが好きなんでしょう?」

「あいつも俺とおんなじ渡り鳥よ。腹空かせてさ、羽ケガしてさ。しばらくこのうちに休んだまでのことだ。いずれまたパーッと羽ばたいて、あの青い空へ。なぁさくら、そういうことだろ?」


降りしきる雨の中、くるっと回る とらやの番傘。
もうすぐやってくる梅雨も、楽しく過ごせそうです。
りりぃさんの二作目
船越英二と三人でのロードムービー
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