結論: 意外と面白かった
最初はゴダールとかジャーマンとかの格好いいヨーロッパ映画を真似しようとして盛大にスベってんなあ笑…という感じだったんだけど、最後まで観るとけっこう良かった。
ハムレットはあんまり狂ってる感じが伝わってこないんだけど、脇役たちのことがしっかり考え込まれている感じ。
そりゃこうなったらレアティーズは引き返せないよね、とかローゼンクランツとギルデンスターンにあの仕打ちはさすがにホレイショーも戸惑うよな、とか。ガートルードの最期も含め、脚本をもとに役を考えるってこういうことかとけっこう勉強になった。
設定を現代にした意味はそこまで感じなかったけど、学者キャラ設定のホレイショーが不良っぽい服装なのはなんだか面白かった。（ドレスコードが権力に対する距離感になっているというのはありそう）
