点呼係

父親たちの星条旗の点呼係のレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.6
ただの「アメリカ万歳!」な戦争映画かと思ったら違うくてびっくりした。戦争のシーンは全体の半分くらいかな?他は本国に帰還した、あの有名な星条旗を立てようとする兵士の写真に写っている、3人の兵士の話。その写真を通してアメリカ国民に希望を与えた彼らは、本国に帰還すると「勝利」の象徴とされ、国債の売り上げ向上なの利用された。
実際に戦場で命がけで戦った人たちに対して国民が求めるのは「勝利」であり、戦場で何が行われたのか、誰が死に、誰が生き、何が起きたのかではない。彼らがもたらしたアメリカ「勝利」の流れは、彼らに英雄という「レッテル」をはることになった。
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