何となく観たいなとは思っていながら、ずいぶん時日が過ぎていつの間にか忘れていた作品。GYAOにあったので、、。
17歳の時に最初の相手と結婚。二児を生み、旦那は失業中。父親は刑務所にいて、母親とも上手くはいっていない。母親の家の庭にあるトレーラーハウスに暮らし、自らは掃除の仕事で家計を支える。そんな女性が23歳で余命宣告される、、。この設定を聞くだけで、世の中とは何とも不公平に出来ているなと思う。決して恵まれているとは言えない環境で慎ましく生きていても、さらに不幸が襲うのかと、、。
でも、この女性は、もちろんショックは受けるのですが、自分の事より家族が受ける痛みを思い、その事を誰にも打ち明けず、10個のやる事を決め実行します。
23歳にして何としっかりしているんだろう。自分ならもっとジタバタするし、ひとりで抱えきれないと思います^^;
10個のやる事の内容や、家族にも打ち明けないことは賛否あると思いますし、私もちょっと？と思うとこはありますが、ひとりでそれを決め、悲しみをグッと堪えて、淡々と進める姿には強さと潔さを感じます。いろいろあっても、最後は「自分で決める」ということが大事なのかなと思います。
短い間にいろんなことが、都合よく行き過ぎるし、ちょっと綺麗にまとめ過ぎとも思いますが、自分だったらと考えさせられる映画でした。
