真摯に小説っつーのを映画化したら、こうなったみたいな。永遠とカメラ目線で事件について語る様子を見せられた。事件を語っている人間の多様さが面白い。今だと『万引き家族』などのおかげで疑似家族のジャンルを認識しやすい。あと『パラサイト 半地下の家族』でもあるか。
加瀬亮がアーっと！！落ちちゃったと思いきや、落下してるのを上昇しているように見せていき、街に落ちていくシークエンスにアーっとなった。
出演者の中に、花澤香菜がクレジットされててビックリした。何処に映ってたの分からない、同姓同名か？と疑うところで、本作にあった描写とダブって変な気分。
でもね、ごめんなさい。語り方と視点が多岐に渡ってくると、おまけに長いし、集中力がバラついてしまって面白くなかった。
