本日の一本。
スマートですね。三船版よりも見易い。ストーリーラインは同一のもので、後はどう見せ方を変えるかというところか。山本長官の饅頭エピなんかはなかったので、個人の話にフォーカスして語られていますね。後は反戦の下りの露骨さとかかな。
個人の話に終始するから、周りに出てくる登場人物は殆ど頭にはいらないでしょう。新聞記者以外名前もまともにでてきません。そこは前の方が描いておりましたね。あとはCGか。なんやねんあの教育ビデオみたいなやる気のないCGは。ミッドウェイのようにやれはとは言わんが、白組制作のCGとは比べようがないですよ。アルキメデスとかハリウッドに負けない大和CGだったのに!浮いてますよ!海から浮いてるように見えますよ!三船版の特撮は気合い入ってましたから、これは残念ですね。(あと、これは日本の一番長い日にも言えるが、旧作はギラギラとした暑苦しさがありましたね。まぁ戦争経験者と同一に語ってもしょうがないのでこれはノーカンとしますが。)