史実なので終始淡々としていたが、
山本五十六がどういう状況でどういった道を辿ったのか知ることができて非常に勉強になりました。そのために観たしね。
役所さんの山本は人間の豊かさ的なものが凄いでてた。
甘いものが好きだったり、作戦中に将棋をしたり
飄々のらりくらりとしていた印象があるけど
芯があり余裕があって
全てが見えているような、そんな振る舞いだった。
軍人は戦争を始めるが、終らせることにも責任を持つ。
一番に講和を望んでいた彼が真珠湾攻撃で米国との戦争をはじめてしまい、彼の死により戦争を止める人がいなくなった。というのは
なんと悲しいことか。
日本は強い、無敗だと当時の国民は信じていた。
劇中でマスコミが国民を煽りまくるが
残念ながら戦後70年たっても日本は変わらず。
山本、山口多聞、それから飲み屋の女将さん、、あの時代で戦争をしちゃいけないとわかっていたのはこの3人しかいなかったと思う笑
